応援メッセージ
『五体不満足』著者、スポーツライター
乙武洋匡さん

小学校4年生のとき、遠足で山登りをすることになりました。
前日の雨で、ぬかるんだ急斜面。そこを車椅子が登っていくことは想像以上にたいへんなことでした。
力を振り絞って、車椅子を押し上げてくれる子。車椅子よりも先に行って、走行の妨げとなりそうな小石や枝を払いのけてくれる子。
みんな顔は真っ赤、体は泥だらけです。
頂上までたどりついたときの「やったあ!」というみんなの歓声、そこで食べたおにぎりの味は、いまでも忘れることができません。
当時を振り返り、担任の先生はこう言います。
「ああいうことを積み重ねていったからこそ、4年1組はいいクラスになっていったんだ」。
健常者と障害者――つねに分け隔てられてしまう両者がともに手を取り、
ひとつの目標へと向かうことは、「共生」をテーマとする現代において、
とても重要な社会のカタチ。
今回の「子どもたちへ届け with dreams 登山隊」が見事にブライトホルンの山頂に達し、
理想的なモデルとして僕らにその可能性を教えてくれることを応援しています!
乙武 洋匡
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